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アガペイズ 山田玲司

アガペイズとは


アガペイズの語源はアガペーから来ています。アガペーとはキリスト今日における神の愛であり、無限の愛という意味です。

 

この漫画アガペイズですが、野球漫画ですがテーマはずばり「無償の愛」「自己犠牲」

 

こう書くと重いと思われるかもしれませんが、非常にテンポよくギャグっぽく進み読みやすいです。

 

いくぶん古いマンガなので多少現在と合わない描写があります。当然スマホなんか存在しませんよ。

 

アガペイズの感想(ネタバレなし)

 

ゲイであり高校生ながらビジュアル系バンドのボーカル水樹百合が、片思いの相手金田虎輝のために風水魔球を使って甲子園を目指すという内容です。

 

いやー、滅茶苦茶ですね(笑)。

 

でもちゃんとマンガとして成り立ってます。というか一度読み始めるとやめられません。

 

本場中国では、風水師はあらかじめ決まっている運命を捻じ曲げることにより、自分の身体が蝕まれるそうです。

 

当然水樹はそれを知りながらも、次々に風水魔球をマスターし金田のために必死に甲子園を目指します。

 

水樹は金田の甲子園に行けないという運命に抗いながら、次々に自分のかけがえのないものを失います。なんの見返りも求めずに。

 

水樹に思いを寄せ真実を知る少女も必死に止めようとしますが、幸せそうな顔で破滅へと向かっていきます。

 

他の部員たちも水樹に触発され、必死に自分の運命と戦おうともがき苦しみます。全部で9巻ですが、途中3,4回くらい泣けます(笑)。

 

珠玉の名セリフ

絵はお世辞にもあまりうまくありませんが、話しにマッチしていて割と読みやすいです。

 

そして何よりはかない心理描写とちりばめられた名セリフが最高です。

 

「煩悩加速装置!!」ハルキ

「おれは気持ち悪いか」「ばーか、お前はお前だよ」水樹・金田

「タイプじゃねえよ」水樹

「おれもタフにしてくれよ」赤井

 

その他の山田玲司作品

Bバージン

山田玲司の出世作はBバージンと言って良いでしょう。こちらも好きで良く読んでいました。

 

テーマは「純粋な愛」でしょうか(笑)。

 

まったくモテない生物オタクだった男の子が、好きな女の子のために必死でイケメンに変身し、なんとか振り向かせようとします。

 

はやり、ギャグっぽく進みますが、しっかりとテーマを絡めてきて面白いです。デビュー作に近かったのでだいぶ粗削りですが。

 

 

ゼブラーマン

一番有名なマンガはゼブラーマンかもしれません。原作宮藤官九郎・作画山田玲司のコンビで映画を覚えている方も多いかと。

 

哀川翔主演、決めセリフは「白黒つけるぜ」。仲里依紗さんのコスプレ的な衣装も可愛かったです。

 

古いマンガなので、書店で買うよりは古本屋で買ったほうが経済的かと。一冊100円とかで売られていると思います。

 

もしくはネットカフェで(あるかな?)余裕のある人は定価で買っても損はないと思います。

 

作者の内面がそうさせるのか、基本テーマは重い感じですが、最終的には一筋の光が差すっぽいので読んだ後、ダークサイドに堕ちる心配はありません

 

 

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